カルト集団「摂理」の教祖、鄭明析容疑者(チョン・ミョンソク、強姦罪で国際指名手配)に捜査内容を漏洩させ逃走を助けた疑いがあるとして、現職の検事と韓国の情報機関、国家情報院の元職員が取り調べを受けていることがわかった。
朝日新聞はこの2人は摂理の信者であった可能性があり、鄭容疑者に捜査に関する情報と、捜査への対応方法を教えていた疑いがあると報じている。
韓国メディアでは7年間の捜査を妨害する内部犯罪として韓国国会法制司法委員会の議員が検察を追及していることを報じている。
鄭容疑者は公金横領や女性信者への性的暴行の疑いで捜査にかけられ韓国から逃走、台湾を経て現在は中国に滞在しているという。