インドネシアのスマトラ島沖で26日に発生した大地震によるインド洋津波災害で、日本YMCA同盟(東京都新宿区)は27日、世界YMCA同盟とアジア・太平洋YMCA同盟が被災地のYMCAによる救助・復興活動のための献金を呼び掛けていると発表した。この募金はアジア・太平洋YMCA同盟や世界YMCA同盟に送られ、現地YMCAに寄贈される。
インド洋大津波の被害は27日になってさらに拡大し、ロイター通信などによると、同日夜までの死者はインドネシア、スリランカ、インド、タイ、マレーシア、モルディブなど10カ国で計2万2000人となった。日本外務省によると、日本人観光客の行方不明者は少なくとも20人で、スリランカ南部の観光地で12人、タイの観光地プーケット島周辺でも少なくとも8人が津波に巻き込まれたとみられる。同省は被災地に大使館員を派遣して、安否確認を急いでいる。
YMCAへの募金に関する問い合わせは電話(03・5367・6640、日本YMCA同盟)かEメール([email protected])で。