インド・グジャラート州で「改宗禁止法」が施行され、キリスト教を含む宗教団体が公共の場でこの法令を非難し、ヒンズー教からの改宗をアピールしていることが17日、世界教会協議会(WCC)発行の「国際超教派ニュース」(ENI)の報道で分かった。
宗教団体は施行された法令の複写を燃やすパフォーマンスや、ヒンズー教からの大規模な改宗を公開的に実施しているという。
報道によると、インド中部、ナグプールで数千人規模のデモ行進があり、多数の下層カースト「ダリット」に属する人々がキリスト教や仏教に改宗したことをアピールした。改宗によって、下層カーストに対する偏見や迫害から解放されることを願っているという。