英国国教会は、来月開会される教会総会において女性主教問題を含む、多様な検討題目を16日月曜日に発表した。
2月6日月曜日から9日木曜日にかけてウェストミンスターの英国国教会本部チャーチハウスで開かれる総会において、女性主教任命を承認する方式が主要検討題目に置かれた。その他にも地方地域での宣教問題、医療関係施設付き牧師職の問題、またヒトの遺伝子問題についても議論される予定である。
2月の総会においての女性主教任命について3つの段階に分けて考慮する予定であるという。
月曜日に発表されたギルフォードグループ報告書では、まず2012年までに女性司教が任命される方式を整え、それから女性がカンタベリー大司教の地位に就く可能性について道を整えると伝えられた。
第三段階の問題は女性主教就任に関わる聖公会協定の修正と神学、全教会的な問題、聖典に基づく権威ある問題についての女性主教者とのさらなる深い共同作業についての問題であるが、それは7月の総会で議論されることになる予定であるという。
また英国聖公会における地方地域へのネットワーク問題においては、地方地域において司教管区が教会によって十分に効果的なキリスト教徒の存在性が示せることと同様に地方地域のキリスト共同体発展のためにどのように支援するかに焦点を置いて議論される予定だ。
また英国政府が地方地域教会の活動について認識を深めることを促進する予定だという。
また1992年から2005年における英国国教会と英国バプテストユニオンとの間における活動に対する双方の対話が行われる予定である。
この対話によって英国の二つの宗派の教会が互いに親密になることを期待しており、また聖公会とバプテスト派の双方の信徒がより親密に共に活動するための提案もなされる予定であるという。
来月の総会で議論されるその他の題目としては、教会建築物の遺産登録、キリスト教大学、倫理的投資について、また奴隷貿易禁止200年の現状について議論される予定である。