所属する補教師が死亡する事件が発生したことについて、基督兄弟団(東京・豊島区)は28日までに一時休止していた同団公式サイトを再開し、「主の御名を汚し、諸教会及び皆様に大きな痛みと憂いを与える結果となりましたことを、主と諸教会、皆様に深くお詫びするとともに、衷心よりおゆるしを乞う次第です」との声明を発表した。
声明は基督兄弟団理事会名で27日付で発表された。「深い悔い改めをもって臨む所存でおります」と謝罪の意を表したうえで、「主の憐れみにより、御名にふさわしく歩むことができるようご加祷賜わりたく、お願い申し上げます」と教団・教派を越えた祈りの支援を求めた。
新座署によると、21日午後、同県新座市にあるホテル4階の客室のベランダから、東京・練馬区に住む53歳の牧師と52歳の女性が相次いで転落、およそ2時間後に死亡した。新座署は死因の特定など事件の全容解明にむけて捜査を進めている。