日本の諸教会と韓国オンヌリ教会(大韓イエス教長老会統合派)がともに手を取り合って開催するノンクリスチャン対象の大規模伝道プロジェクト「ラブソナタ2007」大阪大会の準備が本格的に始動した。ラブソナタ大阪大会は来月3日と4日に、大阪国際会議場でおよそ2〜3千人を集めて開催される。現在ラブソナタ大阪実行委員会では参加者を応募している真っ最中。すでに沖縄・福岡大会の噂を聞きつけた相当数の参加希望者が殺到しており、実行委員側は早めの応募を呼びかけている。また、現在までに近畿地域の50以上の教会が同イベントの開催に賛同し、協力的に準備活動を行っているという。
関係者の話によると、ラブソナタ大阪大会は先月末に沖縄と福岡で開催されたものとは内容が異なるものになるという。沖縄・福岡大会では夜の伝道集会のみが行われたが、大阪大会では朝から夜まで一日を通してイベントが実施される予定。「3日と4日では内容が変わるかもしれない」と関係者は語る。
現段階では、午前中は日本の教会の牧師や信徒リーダーなど教職者たちを集め、牧会リバイバルのための各種セミナーを催すことが決まっている。当日は韓国オンヌリ教会から奉仕者たちが多数来日し、同教会が持つ伝道・教育プログラムを紹介する。セミナーは内容別にクラス単位で行われ、自分が学びたいと思うプログラムを自由に選択できるようにする予定だ。具体的な内容は、ターゲット伝道、新しく教会に来た人の教育、QTセミナー、1対1の養育プログラムなど。韓国オンヌリ教会主任牧師のハ・ヨンジョ師の講義も行われると日本CGNTVは伝えている。「日本宣教のためにオンヌリ教会の伝道・教育プログラムが少しでも役に立てば」と関係者は話す。一方、オンヌリ教会側は、ラブソナタ後も協力教会を通して牧会プログラムを実施していく方針だ。
午前中のプログラムはクリスチャン向けに開催される一方、午後に行われる伝道集会は沖縄・福岡大会と同じようにノンクリスチャン向けに開催される。当日は韓国から多数のゲストが来日する予定。現在も交渉は続いている最中だが、沖縄・福岡の両大会にも参加した映画・ミュージカル・ドラマ・歌手など様々な分野で才能を開花させている実力派韓流アーティストのジョン・セフンさん、韓国のヒップホップダンスグループ「B−Boy」、歌とダンスが魅力的な男性歌手のユ・スンジュンさん、数々の国際コンクールにおいて賞を受賞している女性ソプラノ歌手のキム・ヨンミさん、同じく女性ソプラノ歌手のキム・スジョンさん、バイオリニストのソン・インギョンさん、さらに、前回に引き続いて韓流芸能人をゲストとして招く計画もある。
他方、ラブソナタ大阪大会の開催に向けて日本の教会も動き始めている。先月26日に大阪国際会議場で行われた説明会には、教団・教派を超えて近畿中の教会から牧師や信徒リーダーなど教職者たちが多数参加した。日本CGNTVはある教会の牧師の話として、「参加した指導者たちがラブソナタのために手を取って涙を流して熱く祈りました。リバイバルに対する切実さを実感できました」と報告している。
ラブソナタ大阪大会の詳しい情報については、ラブソナタのホームページ(http://www.lovesonata.org/)まで。