三浦綾子読書会(長谷川与志充代表)は28日、「三浦綾子氏召天記念集会」を日本基督教団根津教会(東京・文京区)で開催した。三浦綾子さんの夫・光世さんが、自身の苦悩の生涯に、いつも「神の備え」が手厚くあったと証しをした。
作家・三浦綾子さんの活動を40年にわたって支え続けた光世さんは講演の中で、幼くしてひとりで北海道の貧しい開拓農家に預けられ、病と闘いながら過ごした苦悩の日々に、神が、いつも最善の道を備えられたと話した。
光世さんは最後に、「神はいろんなことを備えてくださいます」「いかなるときも、神の備えを信じて生きてほしい」と元気に語った。