特定非営利活動法人「ハンガー・フリー・ワールド」(市川尭之代表、東京都千代田区、以下HFW)の青少年組織、ユース・エンディング・ハンガー千葉(YEH千葉)主催の「チャリティーライブ〜spring session〜」が3月23日と4月4日の両日、ライブハウスZX(千葉市)で開催された。
昨年開催されて反響が大きかったイベントの第二回目。今回は高校生メンバーが加わり終始活気に満ちた展開だった。
HFW傘下でYEH千葉と並列のグループは、茨城、栃木、東京、愛知、神戸(兵庫)などにあり、会員数178人。
HEWは「飢餓が若者の命を終わらせるのではなく、若者が飢餓を終わらせよう」をスローガンに、15−24歳の若者が中心となって活動している。支部がアジア、アフリカ、中南米の11カ国にあり、支部を統括するグローバル事務局は日本人メンバー によって運営されている。
貧困と若年層の関連性が指摘されるHIV/エイズの予防・蔓延防止キャンペーンや若者を対象とした開発事業を実施。ほかにも中学生から大学生を中心に飢餓・貧困問題の解決を訴える啓発活動、開発途上国の活動の財政支援を行う。
毎年2回全国会議があり、次回は今年8月に予定されている。全国の会員が集まって活動報告や企画立案などをする。