亀有教会(鈴木靖尋牧師、東京・葛飾区)で2000年1月にセルグループ活動の一端として結成された亀有ゴスペルクワイヤー(KGC)の公開ワークショップが28日、ディレクターの粟野めぐみさん、ピアノこうじさん夫妻の指導のもと同教会で行われた。
毎月1度不定期で行われるワークショップは、ノンクリスチャンも多数参加が可能で、既に30人もの未信者を受洗へと導いている。
ワークショップでは、参加者は粟野さんの技術的な指導のほか聖書に基づく歌詞一つひとつの説明に真のゴスペルへの理解を深める。
KGC代表の柏さんは創設への経緯について、こう語った。
「7年前、粟野めぐみさんを中心とするTVOP(Tokyo voices Of Praise)のコンサートに参加したことをきっかけに、ゴスペルへの熱い思いが自分の中に湧き上がってくるのを押さえることが出来なくなっていました。1年間の準備期間はあったものの、神様が道を用意してくださったとしか思えないほどに順調に話が進んでいきました。しかし、開始直前に講師として決まっていた先生の急なキャンセルに見舞われていまい、途方にくれていていたとき、ずっと相談に乗っていただいていた粟野めぐみさんが、神様からKGCの講師への召しを強く感じ、講師となってくださったのです。月に1度、3時間かけて来ていただいています。」
柏さんは「KGCの目的は福音を伝えること」などと語り、今後もゴスペルを通して信仰を大胆に表現していきたいと話した。