イースターを機会に、一人でも多くの人にイエス・キリストの福音を知ってもらおうと、首都圏の諸教会が協力して毎年開いている催しで、今年で49回目。救世軍のブラスバンドや協力教会による連合聖歌隊が出演したほか、バスバリトン歌手の稲垣俊也さんとチェロ奏者の黄原亮司さんが演奏を披露した。
広瀬氏は、「地震で初めて危機がきたのではない」と語り、年間自殺者数の増加を例に日本社会の根底にある「殺す力」を指摘。「たくさんのいのちを死に渡す社会をつくってきたことを、悔い改めなければならない」と訴えた。
イエス・キリストが復活したことを信じて聖霊を受ける人のうちに、死の力をも打ち破る「生きる力」があると説き、「これをだれもがいただくのがイースター」と強調。信じる人のうちには、「生きる力」に加えて、周りの人々を「生かす力」が満ちあふれると力を込めた。
集会の最後には、メッセージを聞いて信仰を決心した人々と教会への直接献身を決心した人々が講壇の前に進み出てともに祈り、決心を表明した。