日本の教会でささげられる礼拝がより魅力的なものとなるために、地域教会と協力して音楽教育と福音宣教を行うキリスト教宣教団体「ワーシップ・ジャパン・ドットコム」は23日、横浜にあるイエス・キリスト・リバイバル教会(単立教会、瀬尾雅之師)で「金曜礼拝」を捧げた。今回はゴスペル音楽院の卒業生でもあり、癒し系のピアノ弾き語りで人気を集めるクリスチャン・シンガーソングライター、川島諭をゲストに招いた。
この礼拝は、ゴスペル音楽院の在校生・卒業生・スタッフなどが中心となって、同教会で今年1月から始まった新しい試み。多彩なゲストを招いて毎月第4金曜日に開いている。テーマは、ローマ人への手紙12章1節「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である」。イエスキリストの受難の曜日といわれる金曜日に、キリストの十字架に焦点を当てて礼拝を捧げている。
今回のメッセンジャーは佐佐木ジョシュア氏。第一コリント9章23節を引用し、パウロ使徒がユダヤ人にはユダヤ人のように、律法を持たない人々には律法を持たない者のように、弱い人々には弱い者のようにと、福音を伝えるためならどんなことでもしようとした徹底的な宣教の姿勢から、クリスチャン・ノンクリスチャンにかかわらず自らへりくだり、相手の立場に立つことの大切さを伝えた。
4月からは春の訪れとともにゴスペル音楽院の新入生や新スタッフも加わる。ここから巣立っていくメンバー一人ひとりがそれぞれ神に与えられた才能を発揮しながら、次世代を担う素晴らしいワーシップリーダーとなるだろう。次回ゲストは今月に引き続き川島諭を予定している。