四街道キリスト教会で行われた第7回MEBIGセミナーは、同教会信徒と他教団からの参加者も訪れ、壁の無い自由な交わりとなった。今回初めて参加した人、何度か参加し自教会にMEBIGを取り入れている人、何人かの感想と証しを紹介する。
「壮大な規模に圧倒された。これほど魂の救いに命を掛けていることに驚きました。訪問はかなり勇気がいることだと思いますが、新しい発見がありました。厳しさがある、だからこそ神さまに頼っていく場になるのだと分かりました」
「一人でもやっているという人がいて勇気つけられました。とても大事な働きだと分かります。色々と悩みがでてくるでしょうけれども、必ず答えてくださる神さまだと信じてやれるところから取り入れたいです」
「今回はじめて参加しました、カルチャーショックです。うちの教会から前回参加した人がいて、少しずつ取り入れていて変化も感じでいたのですが、実際に体験してみて内越夫妻の情熱に圧倒されました。徹底して捧げきっている姿に感動しました」
「MEBIGに参加している同年代の人の姿が輝いていて、なんだこれは!と思いました。はじめは恥ずかしかったのですが、少しずつ嬉しくなっていきました」
「噂は聞いていました。来ているお友達が楽しそうに参加しているし、なにより奉仕している人が喜んでやっている。突き抜けている、ここまでやるか!と感動しました」
「私たちも教会学校にMEBIGを取り入れたのですが、2年前は0人、失うものも無いですし、とにかくやってみようとスタッフにも理解してもらって、今は10人になりました。マンネリにならないように、こうしてセミナーに参加し刺激を受けています」
「出張MEBIGが良かった。実際にスタッフにもお友達にも見本を見せてもらって、ああこうやるんだといい参考になって、依然よりもっとお友達が楽しくできるようになった」
四街道キリスト教会の教師にも話を聞いた。
「僕はクリスチャンホームに生まれ小さい頃から教会に通っていました。しかし、途中でいかなくなりました。これまで、ただ来ているだけの参加、話を聞いて帰るだけで、(自分が)必要とされているのか分かりませんでした。自分はいらないんじゃないかと思っていました。それで教会を休み、しばらく来なくなりました」と、教会で感じていた思いを話し「5年前に、久しぶりに来てみたらMEBIGです。驚きました」と笑って礼拝堂に集まる参加者達を見つめた。
教会学校の教師としてお友達に教えることになった当時を振り返り、「いきなり先生、教える立場になって教えられました。自分の中で変わりましたね。いままでずっと教えてもらう受身の立場だったんですけれど、教える立場になって自分が本当に神さまを知っているのか?と逆に教えられています。積極的に関わるようになりました。やることが出来ました」と、教師という立場についたいまの感想を語った。
教える上での難しさを聞いた。
「教え始めた頃は、子ども達のすることを何でも許していたんですよ。それが愛だと思って、優しさだと思っていました。しかし2年かかって気付きました。それは表面的なものだったと、何が大切かと気付いたんですね。言葉だけじゃ分からないんです。お友だちは霊的に感じています。本気で自分のことを思っているのかどうか。言平先生は泣かせろとよく教えるんですけれどそれが分かったんです。実の家族ではないし、教会を通した関係だから、普通は「まあ、いいよいいよ」と流してしまうんですけど、それだと伝わらない、本気じゃなかったんです」
「いつでも言平先生は本気で先生をしています。今日もそうですよね。恵みを感じました。MEBIGはいいですね。中高生が教会にきて楽しそうにしているんですよ」「あの子たち」といって礼拝堂の真中にいるグループを示した。「その子たちの言葉がいい、『楽しい』驚きます」
「来年には新しい会堂も出来上がる予定なんですよ」と誇らしげに語る『以前は教会に居場所がなかった』という彼。いま、目を輝かせて真剣に語りMEBIGを証しする。確かな変化、自分の言葉で話せる場所がここにあった。
札幌から始まったこの働きはすでに日本全国に展開されており、現在38都道府県の各教会に広まっている。日本だけに留まらず、韓国、中国、インドネシア、台湾と東アジア各国からセミナーの要請が届き、MEBIGを取り入れた新たな教会学校が産声を上げている。韓国のセミナーでは2千人の教師がきた。それを5人で教えた。
「信仰は純心なもの、めんどうくさくない」と言平師は語る。愛隣チャペルで産声をあげた新たな教会学校の姿は元気そのもの。そこには毎週、古い皮袋を破裂させる強烈な勢いでお友達が集まっている。