【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)キリスト教一致推進評議会が、今年で設立から50年を迎え11月17日、バチカンの本部で、同評議会議長クルト・コッホ大司教、同前議長ウォルター・カスパー枢機卿らが記念行事を開催した。英国国教会のローワン・ウィリアムズ・カンタベリー大主教、正教会エキュメニカル総主教庁のヨアニス・ペルガモン府主教も参加した。
教皇ベネディクト16世は18日、同評議会関係者と会見、エキュメニカル対話における同評議会の50年の歴史の中で、偏見を乗り越え、神学対話、社会福祉や命・自然の保護などに関する協力を進めながら、諸キリスト教教会や共同体との誠実な関係を得られたことを評価した。