ニューホープ・インターナショナル・ フェローシップ東京(以下、ニューホープ東京)は18日、お茶の水クリスチャンセンター(OCC)8階チャペルで創立7周年記念礼拝「THE 7TH ANNIVERSARY」を行った。同教会のこれまでの歩みをまとめた映像を流しながら、集まった300人近くの参加者と共に喜びを分かち合い、神を賛美した。同教会を支えてきた一人ひとりの祈りと奉仕に感謝しながら、「影響力のある人になる」と題して主任牧師のタロー・サタラカ師 (アメリカ・ハワイ州出身)がマタイによる福音書5章からメッセージを伝えた。
ニューホープ東京は、ハワイ・オアフ島の ホノルルにあるニュ−ホ−プ・クリスチャン・フェロ−シップ・オアフ (ウェイン・コディロ牧師) の支部教会として00年3月東京に誕生した。礼拝は日本語と英語の2ヶ国語で行う。
この日は、大阪や横浜など各地のセンターから届いた祝福のビデオメッセージが放映され、共に支えあってきた兄弟姉妹の姿に信徒たちから歓声と拍手が飛び交い、はじめは15人しかいなかった教会が、いまや300人で礼拝を捧げるまでになった教会の成長を覚えて神に感謝を捧げた。
成長の証しを受けてタロー師は、「皆さんはもっと多くの人々に影響力を与えられます」と語った。神から与えられた使命として、「地の塩としてあなたの中にある神の味を出すこと、世の光として信仰を目に見える形にしていくこと、よい行いを他の人々が見えるように輝かせること」と伝え、今おかれている場所で、主により救われ、人生が変わったことを大胆に証しする、それが神に喜ばれることだと説いた。
タロー師は「ニューホープ東京は多くの人が奉仕に加わり助けをもらっている、一人ひとりが神さまに呼ばれ喜びをもって参加している。大きなことをしようと考えなくていい、一人ひとりが小さなことに感謝する教会になりましょう」と、これまでの7年間で受けた多くの助けと恵みに感謝し、主がしてくださったことに対する謙遜さと、御言葉に忠実に従うことの大切さを伝え、神に賛美を捧げた。
99年、四谷三丁目(東京都新宿)の小さな貸会議室での集会から始まり、そこが00年、正式にニューホープ東京となった。設立当初、参加者は約55人であったが、秋には100人を越え、4名が受洗。01年には年間を通した礼拝参加者が160人、翌年も人数は増えていき、昨年の平均礼拝参加者は287人、昨年までの総受洗者は103人になった。その間、ニューホープ横浜、ニューホープ・コミュニティ・ライフセンター成増(東京都板橋区)、ニューホープ大阪と各地に発展していった。
今月23日から26日には、ユースの弟子訓練ツアー「Teens Ministries Mission Tour」をニューホープ大阪で行う。路上でのトラクト配布や賛美、ダンス、礼拝のデボーションなど実践的な信仰の訓練を4日間かけて行う予定だ。