アンドレ・ジッドとサン=テグジュペリの文学を、キリスト教の視点から分析した稀有な研究書!本書では、この二人の作品を形づくるものに、宗教がどのような影響を及ぼしているのかに照準を合わせ追究した。また、聖書のみでなく、ドストエフスキーとカミュの文学との関わりかたについても言及し、彼らの新しい側面を提示した。西欧文学研究者、聖書を探究する者、そのほか幅広い文学愛好者必携の文学研究書!(購入する)
著者: | 山本和道 |
価格: | 税込4,410円 |
出版社: | 学術出版会 |
発売日: | 2010年2月25日 |
ページ: | 253ページ |
【著者紹介】
山本和道(やまもと・かずみち):1951年福岡生まれ。71年九州大学文学部入学。83年九州大学大学院仏文学専攻博士課程所定単位修得後退学。83年〜89年まで九州女子大学、佐賀大学、久留米大学、九州産業大学、九州共立大学、長崎県立国際経済大学にてフランス語などの非常勤講師。89年九州共立大学経済学部講師。2001年〜2010年現在まで九州共立大学経済学部教授。日本フランス語フランス文学会会員、九州大学フランス語フランス文学研究会会員、一般教育学会会員、日本フランス語教育学会会員、カミュ研究会会員、日本キリスト教文学会会員(九州支部役員)。