日本キリスト教協議会(以下、NCC)は、今年は3月5日となる「世界祈祷日」に関連する集会情報を同ホームページで公開している。5日を中心に北海道から九州まで全国43会場で関連集会が行われる。
今年のテーマは「息あるものはこぞって主を賛美せよ」で、テーマ国はカメルーン。祈祷日に先立ち、カトリック雪ノ下教会(神奈川県鎌倉市)では28日午後1時から3時まで、同教会協力司祭の山口道孝神父を講師に招いての勉強会が開かれる。申込不要で参加自由。
世界祈祷日は1887年、米国の長老派教会の女性たちが移民などの社会的弱者を覚えて祈る日として定めたのが始まりで、その後全世界に教派を超えて広まった。日本の教会でも1945年を除いて1932年からこの日を覚えて毎年祈っている。現在では、毎年レント(受難節)の第1金曜日に全世界170の国と地域が参加。日本での活動は、NCC女性委員会が担当している。