【CJC=東京】AFP通信によると、米国の妊娠中絶手術で知られていたジョージ・ティラー博士を殺害した、ボーンアゲインのキリスト者スコット・ローダー被告(51)が1月28日、カンザス州ウイチタの裁判所で、胎児の命を救いたいからだった、と語った。
ローダー被告は、2009年5月、カンザス州の教会の玄関でティラー博士を殺害したとして、第一級殺人の罪で起訴されたが、より大きな危害から人々を救うのだと信じたからこそ、殺害したのだとして、意図的故殺により無罪を陪審員に主張している。
ローダー被告は、検察が提出した証拠については争わないと述べた。彼は銃と弾薬を購入し、事前に試射したことも認めている。