東欧コソボ共和国のコソボ・プロテスタント福音教会(KPEC)とアゼルバイジャン共和国のアゼルバイジャン福音同盟(EAA)が、プロテスタント福音派の最大組織である世界福音同盟(WEA)傘下の欧州福音同盟(EEA)に加盟し、同時にWEAのアライアンス・メンバーとなった。WEAが9月12日に発表した。
EEAのゴードン・ショウェル・ロジャス総主事は、「コソボとアルゼバイジャンの両国における教会の成長は著しいものがある」と両国の教会を証しして加盟を歓迎。KPECのアートゥア・クラスニキ会長も「KPECの加盟が、これまでもあった双方の関係を強化するばかりではなく、ヨーロッパにおける姉妹教会間の新しいコミュニケーションの橋渡し役として大きく貢献することを確信している」と語り、EAAのラジム・ハサノヴァ総主事も「EEAとWEAという大きな家族の一員になれたことはアゼルバイジャンにとって大きな祝福だ」と喜びを示した。
今回の加盟により、EEAに加盟する国別福音同盟は34から36に増え、WEAに加盟する国別福音同盟も121から123に増えた。
WEAのジェフ・トゥニクリフ国際ディレクターは、加盟を歓迎する一方、両国においてプロテスタント福音派が少数派であることを挙げ、「世界的な共同体として、両福音同盟が状況的な困難の中で神の国を求めようとするとき、それを支持し、助けることが重要だ」と語った。