福音主義教会の世界最大の連合組織である世界福音同盟(WEA、本部:カナダ)に、韓国では最大の教会連合組織である韓国基督教総連合会(韓基総=CCK)が9日、正式に加盟した。CCKには韓国の63教団、21団体が加盟しており、約2年前からWEAとの協力関係を模索。今回の正式加盟へ結実した。
CCKのエンシン・ヒョン会長は加盟式で、「今回の加盟を通して神に栄光が帰され、神が我々を豊かに祝福してくださると確信している」と加盟を歓迎。WEAのジェフ・トゥニクリフ国際ディレクターは、韓国の教会が世界にも通じる「よい模範」だと評価。「福音化のために韓国の教会が持ち備えている情熱、ビジョン、献身は、世界の諸教会に大きな貢献をもたらすことができる」と語り、世界の課題に協力して取り組んでいこうと強調した。
WEAは現在、世界121カ国の福音同盟、7地域の福音同盟が加盟するほか、100以上のキリスト教団体と提携している。世界の福音主義に立つキリスト者4億2000万人を代表する機関として、「全ての国々にイエスの弟子を作り出すことで神の御国を拡張し、社会にキリストを中心とした変革をもたらす」ことをビジョンに掲げている。
一方、CCKには韓国の主要教団・団体が加盟しており、所属するキリスト者の総数は約1000万人に上る。