【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)で5月6日、新任のスイス衛兵32人が宣誓を行った。総勢110人という世界最小の『軍隊』には、ドイツ語圏から19人、フランス語圏から10人、そしてイタリア語圏から3人が新たに加わり、教皇の護衛に当たる。
隊長も交代、ダニエル・アンリク新隊長は「将来はスイス衛兵に女性が投入される可能性もある」と語った。
スイス衛兵は1506年から教皇の護衛に従事している。これまで衛兵は、独身のカトリック教徒で、スイス軍の兵役に就いている男性だけ。歴代の隊長は全員、女性の受け入れを拒否してきたという。