国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(東京都新宿区)は、同団体の取り組む緊急人道支援をテーマに、22日午前11時から同事務局でイベント「ワールド・ビジョン・カフェ」を開催する。現地スタッフ経験者がこれまでの活動で出会った子どもたちの様子や支援現場での課題、今後の目標などを報告する。
このイベントは、貧困に苦しむ途上国の子どもたちの現状をより多くの人に知ってもらうことと、スポンサー同士のコミュニケーションを深めることを目的に、同団体が毎月開催しているもの。
ワールド・ビジョンはこれまでに、70年代のベトナム・カンボジアでの難民救援から、最近の中国四川省大地震、パレスチナ自治区ガザへの支援に至るまで、世界各地で支援活動を展開。現在は国際緊急人道支援の場で大きな存在感を示している。
今回報告する川原田舞さんは、緊急人道支援の専門家として約2年間、スマトラ沖地震発生後のインドに駐在。住居建設、経済支援、教育、保健衛生事業などに携わった。コンゴ民主共和国での駐在経験も持つ。
参加費は無料。申し込みは、同団体ホームページまで。