日本キリスト教協議会(以下、NCC)は、今年は3月6日となる「世界祈祷日」関連集会の開催地情報を同ホームページで公開している。6日を中心に北海道から九州まで全国47会場で関連集会が行われる。
今年のテーマは、「わたしたちは多くいても、キリストにおいて一つの体です」。テーマ国は、パプアニューギニア独立国。NCC女性委員会では、「世界祈祷日」のポスター、日本語式文、英語式文、点字式文、子ども式文を各100円で頒布している。
世界祈祷日は1887年、米国の長老派教会の女性たちが移民などの社会的弱者を覚えて祈る日として定めたのが始まりで、その後全世界に教派を超えて広まった。日本の教会でも1945年を除いて1932年からこの日を覚えて毎年祈っている。現在では、毎年レント(受難節)の第1金曜日に全世界170の国と地域が参加。日本での活動は、NCC女性委員会が担当している。