米ニューヨークを拠点に活躍するジャズ・バイオリニスト兼作曲家であり、日本ではクリスチャン・アーティストとしても知られる大倉めぐみが、フジテレビ開局50周年記念で行われる、「シルク・ドゥ・ソレイユ」によるツアーショー『コルテオ』の東京公演に出演するため、緊急に来日した。
カナダのサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」によるツアーショー『コルテオ』。 |
これまで、『コルテオ』で長年バイオリニストとして活躍してきたゲイル・ヘスがこの度、諸事情で東京での初演後出演できなくなり、大倉が2月9日から4月15日までの間、ピンチヒッターとして出演することになった。
大倉は、東京都青梅市出身。桐朋学園を経て、ジュリアード音楽院で学士・修士を取得。これまでに、リー・コニッツやスティーヴ・スワロー、ダイアン・リーブズなどジャズの巨匠たちと共演し、04年に行われたサックスの巨人、故マイケル・ブレッカーの来日ツアーでも参加している。さらに、デヴィッド・ボウイを初め、テレンス・ハワードやレニー・クラヴィッツ、メアリー・J・ブライジ、カニエ・ウェストら数多くのポップアーティストとも、アルバムやテレビ、コンサートでコラボレーションをくんでいる。
昨年秋には、ニューヨーク・オール・スター・ストリングスのコンサートマスターとして、カーネギーホールで行われた高橋真梨子デビュ−35周年記念コンサートにも出演し、アレンジャーを務めている。
シルク・ドゥ・ソレイユのショーでは、04年の『ヴァレカイ』米国ツアー、07年以降ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで毎冬公演されている『ウィンタック』に出演しており、今回の『コルテオ』出演は大倉にとって3作品目となる。
東京公演は、2月4日(水)から5月5日(火・祝)までの、全129公演。会場は、「原宿・新ビッグトップ 国立代々木競技場オリンピックプラザ」(JR原宿駅・地下鉄千代田線明治神宮前駅下車 徒歩5分)。大倉の出演は、2月9日から4月15日までの予定。『コルテオ』に関する詳細は、日本公演の公式サイトまで。