米プロテスタント最大の南部バプテスト連盟(SBC)は、08年の米国内の開拓教会数が、前年比で6%増加したと発表した。また、長期間の国内宣教師の数も212人増え、計5600人を越えたという。
同連盟の国内宣教を担う北米宣教委員会(NAMB)は11日、ジョージア州アルファレッタで開かれた会議で、08年の米国内の開拓教会の数が1538教会と、07年の1445教会から、93教会、前年比で6%増加したことを発表した。ジェフ・ハモンド委員長はこの発表を歓迎しつつ、各開拓教会を支援するための主要財源となる「アニー・アームストロング・イースター献金」への参加を呼びかけた。今年の献金目標は6500万ドル(約58億5000万円)だという。
ハモンド委員長は、「我々には、ここ北米において福音に関する新たな緊迫性が必要だ。北米に福音の種を蒔く必要がある」と強調。同委では2020年までにすべての米国人と福音を分かち合う「GPS(God's Plan for Sharing)」という宣教プロジェクトを進めており、ハモンド委員長は、「我々には、北米のすべての人々に手を差し伸べることができるのに十分な南部バプテスト連盟のメンバーがいる。GPSを通して、2020年までにすべての信仰者が(信仰を)分かち合い、すべての人々が信じること願っている」と語った。