1月15日、コンゴ東部の聖霊派教会の日曜礼拝が爆弾テロに襲われ、少なくとも12人が死亡し50人が負傷した。
政府の通信省によると、北キブ州のカシンディにある聖霊派教会への攻撃は、IS(イスラム国)と関係を持つ反政府勢力「民主同盟軍」によると報告されている。
政府は「このテロ攻撃を強く非難する」としている。事件後ISが犯行声明を出した。
北キブ州では、長年の国際平和維持軍の努力にもかかわらず、数十年にわたり暴力の波が押し寄せている。あるアナリストは、この教会への攻撃は、この地域の紛争が「宗教的な方向」に向かうというシナリオに合致するものだと指摘した。
イスラム教徒の反政府勢力が最も活発な東部州では、反イスラム感情を深める可能性がある。
テロは日曜礼拝の洗礼式を惨状と化してしまった。このような非道には強い憤りを覚えないわけにはいかない。
何よりも、現地で苦しみと悲しみに沈む兄姉たちの慰めを求めて祈ろう。彼らが悲しみを乗り越え、敵味方の別なく、愛を実践し、伝道の実を結ぶよう祈っていただきたい。
■ コンゴ民主共和国の宗教人口
プロテスタント 22・4%
カトリック 50・0%
単立 20・2%
イスラム 1・9%
土着宗教 5・1%