複数の英メディアは、司祭である父親(52)が、2人の息子を自宅の高さ約14メートルある煙突の上に上らせ、児童虐待の疑いで逮捕されたと報道した。息子2人に怪我などはなく、父親もすでに釈放されているが、真相は学校で行われていた「いつもと違う場所で読書する」という催しのためだったようだ。
今回、警察に身柄を拘束されてしまったのは、オープン監督派教会のジョナサン・ブレーク司祭。学校の催し物のために先月29日、息子のネイサンくん(8)とドミニクくん(7)を、二階建ての自宅の煙突に座らせ、写真を撮影していた。その場面を近所の住民が見ててしまい、驚いて警察に通報。ブレーク司祭は身柄を拘束され、警察署で一晩明かすはめになってしまった。
ブレーク司祭は、子どもは安全ベルトも付け、また煙突にも平らな屋根を伝って行ったと主張。また、身柄を拘束された時には、警察官から殴る、蹴るなどの対応があったと非難。今回の対応を正式に抗議するとしている。