【CJC=東京】ロシア各地で、ロシア正教会の司祭らが違反ドライバーに「説教」をするなど、警察と教会が協力した交通啓蒙運動が行われている。AFP通信が報じた。
12月3日のノヴィエ・イズベスチヤ紙によると、正教の司祭と警官が1組になってパトロールと交通違反取り締まりにあたっているのは、モスクワ南東700キロにあるペンザ州クズネツク市。
シベリア地方東部の都市チタ市では11月、旅人の守護神といわれる聖ニコラスの像を、司祭らがドライバーに配るキャンペーンを行った。
極東のカムチャツカ半島でも、「神とともにある生に遅すぎることはない」と題された交通キャンペーンで、危険な交差点に聖水をまいている。