世界福音同盟(WEA)神学委員会は、先月タイで開催された総会でロルフ・ヒル博士が委員長を引退したのに伴い、新委員長に英国福音同盟の神学部門責任者であるジャスティン・タッカー博士を選任した。
タッカー博士は、英国の合同改革教会牧師で、英国福音同盟では神学的部門の責任者を務め、昨年からはWEA神学委員会の委員としても活動してきた。もともとは医師であり、ロンドン神学院で神学学士を取得、ロンドン大学のキングス・カレッヂ・ロンドンで哲学博士を取得した。
一方、今回引退したヒル博士は96年より同委員長を務め、また同時に委員会の実務的な業務も兼任して行うことが多く、長年にわたって同委員会に携わってきた。デービット・パーカー博士が昨年、事務局長に就任してからは、委員長としての役目に専念し、引退時にはその長年にわたる労が称えられた。