【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)で10月5日から行われた世界代表司教会議(シノドス)第12回通常総会は26日、教皇ベネディクト十六世司式の閉会ミサによって終了した。
シノドスは「教会生活と宣教における神のみことば」をテーマに開催された。
バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇はシノドスに参加できなかった中国の司教たちについて「彼らはその司牧に託されたすべての信者たちと共に私たちの祈りの中にいる」と述べ、中国の司教らが同国の教会を知恵と先見性をもって導くために、神が彼らに喜びと力と宣教への熱意を与えるよう祈った。
教皇は、来年3月アフリカを司牧訪問される意図を明らかにした。訪問では、「まずカメルーンで、シノドスの討議要綱をアフリカの司教らに託し、さらにアンゴラで福音宣教500年を祝いたい」と述べた。