米国の代表的大衆伝道者であるグレッグ・ローリー牧師が開催する大規模伝道集会ハーベスト・クルセードの今年最後の大会が19日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された。当日の参加者は1万3000人を超え、8月のカルフォルニア州アナハイムの大会、10月のペンシルベニア州フィラデルフィアの大会と合わせて、年内の集会参加人数は延べ16万7000人となった。
ローリー氏は今年7月、交通事故で息子を亡くしており、19日の集会では「言うまでもなく、今年は私の息子であるクリストファーが死に、私の人生において最も辛い年であった」「このことは語りたくもないが、しかし事実」と、その悲しみを乗り越えての1年となった。
ニューヨークでの集会には地元の教会130以上が協力しており、昨年には同じ会場でプレ大会を開催。プレ大会でも9000人近くが参加していた。19日の集会で信仰を決心した人は1380人。今年行われた3大会全体では、1万6000人以上がキリストを受け入れたことになる。
1990年の開催以降続く同大会は、来年も5月のサウスダコタ州ラピッドシティーでの集会を皮切りに、米国内で数回にわたって開催される。