現役のカトリック司祭3人がイギリスの大手音楽事業会社と契約し、デビューアルバムを来月17日に欧米で発売することがわかった。日本ではボーナストラックを加え、12月3日にBMG JAPANから発売される。
今回デビューするのは、北アイルランド出身のユージン・オヘイガン司祭(48)とマーティン・オヘイガン司祭(45)の兄弟に、デビッド・デラジー司祭(44)の3人組で、ユニット名はずばり「ザ・プリースト(司祭)」。3人の実力は生前の故ヨハネ・パウロ2世にも認められたほどで、これまでに度々教皇の前で歌う機会を与えられた。
3人の契約金100万ポンドは、退任司祭の援助や3人の教区へ寄付されるという。契約内容にも、司祭職優先でプロモーション活動は基本的に免除、妊娠中絶や同性愛への支持など信仰的信条に反する活動に楽曲を使用させない、などの条件を付けた。