日本のプロテスタント宣教150周年を記念して来年7月に、5000人収容可能なパシフィコ横浜国立大ホールで開催される「日本プロテスタント宣教150周年記念大会」の決起大会が9月15日、神奈川県横浜市の日本キリスト教団清水ヶ丘教会で開催される。
日本には1859年、初のプロテスタント宣教師としてリギンス氏とウイリアム氏(米国聖公会)が長崎に訪れたのを筆頭に、同年ヘボン氏(米国長老教会)が神奈川に、フルベッキ氏(米国改革派)が長崎に、ブラウン氏とシモンズ氏(同)が神奈川に続けて来日して、プロテスタント宣教の扉が開かれた。これまでも1909年には「開教五十周年記念会」が、1959年には「宣教百年記念大会」が行われ、プロテスタント諸教会の節目となってきた。
決起大会では礼拝や説明会、参加者らの交わりのときが持たれ、参加は無料。定員350名と席に限りがあるため、参加希望者は事前に申し込みが必要となる。
日本プロテスタント宣教150周年記念の標語は「キリストにあってひとつ ―主の証し人の群れとして―」で、テーマ聖句はマルコの福音書16章15節。大会を企画するのは、日本プロテスタント宣教150周年記念実行委員会。同委は挨拶文で、大会を「日本プロテスタント宣教史の一里塚」としたいと説明。「この素晴らしい機会を捉え、祈りを共にし、日本の社会へ福音を宣べ伝える再度の機会としたい」としている。
来年7月の大会のほか、08年から09年にかけて行われる日本各地のキリスト教関係イベントを記念行事と位置づけ、同じロゴマーク、同じ標語、同じ祈りの中で開催することも、同委はその中心の目的としている。
08年5月までに決定されている150周年記念の関連行事としては、▽日本基督教団特別講演会(08年10月13日)、▽日本基督教団記念集会(09年2月11日)、▽日本福音同盟第24回総会特別講演会(6月1日または2日)、▽セブンスデー・アドベンチスト教団ミッションデー記念集会(6月18日)、▽日本基督教団創立記念礼拝(6月24日)、▽日本プロテスタント宣教150周年記念大会(7月8日、9日)、▽東海道53次「Walk for Jesus」(総動員伝道)(8月3〜31日)、▽第5回日本伝道会議(9月21〜24日)、▽日本聖公会宣教150周年記念礼拝(9月23日)、▽日本基督教団特別講演会(10〜11月)、▽プロテスタント宣教150周年記念大会(関東宣教協力会)(10月12〜13日)、▽首都圏キリスト教大会(総動員伝道)(11月7、8日)、▽日本基督教団日本伝道150周年記念式典(11月23日)、▽セブンスデー・アドベンチスト教団記念集会(11月)などがある。
決起大会の申し込みは、同委事務局(日本聖書協会内、電話:03・3562・8725、FAX:03・3567・4435、メール:[email protected])まで。