[問題102]
バプテスマのヨハネは、バプテスマを受けようとして集まって来たファリサイ派やサドカイ派の人々に「蝮(まむし)の子らよ」と警告を発しました。では、以下の表現の中で、新約聖書に使用されていないのはどれでしょうか。(使用する訳は、新共同訳聖書とします)
A :不義の子 B :滅びの子 C :悪魔の子 D :呪いの子
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正解:A
<解説>
「不義の子」は、新約聖書には使用されていません。
滅びの子 → ヨハネによる福音書17:12
わたしは彼らと一緒にいる間、あなたが与えてくださった御名によって彼らを守りました。わたしが保護したので、滅びの子のほかは、だれも滅びませんでした。聖書が実現するためです。
悪魔の子 → ヨハネの手紙一3:10
神の子たちと悪魔の子たちの区別は明らかです。正しい生活をしない者は皆、神に属していません。自分の兄弟を愛さない者も同様です。
呪いの子 → ペトロの手紙二2:14
その目は絶えず姦通の相手を求め、飽くことなく罪を重ねています。彼らは心の定まらない人々を誘惑し、その心は強欲におぼれ、呪いの子になっています。