生駒聖書学院(奈良県生駒市、榮義之学院長)の第58期入学式が8日行われ、今年は国外からの入学生2人を含む計15人が入学した。牧師、伝道師、宣教師、牧師夫人など主からの召しを受けた入学生らは、期待に胸を弾ませて式に臨んだ。
同学院は昨年度、卒業生・修了生として10人を送り出したが、今年はさらに増し加えられ男7人、女8人の計15人が入学。韓国、台湾からの入学生もあり、国内でも東京から兵庫までと、日本の各地から入学生が集まった。
式では、入学生らが参列者を前に決意を表明。その度に大きな拍手の激励が送られ、出身教会の牧師8人、同学院の教授3人から祝辞が寄せられた。
榮院長は式中のメッセージで、ヨハネの福音書15章16節の「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです」を引用し、主に選ばれ、任命された献身の祝福を自らの体験とともに語り、激励した。
メッセージでは、第一に御霊の実に満たされ、キリストに似た品性を身につけること、第二にその人は何をしても栄えるとあるように、生活の中で具体的に実を結ぶことの重要性を強調。第三として、具体的な救霊の実を結び、世界宣教と日本の伝道に大きく貢献できる器となるように、御言葉と聖霊に満たされて成長しようと力強く語った。
式後には記念撮影、食事会のほか、新年度の教授会も行われ、新たな年度へ向かう祝福への祈りのうちに一日が終わった。
同学院では9月入学生も募集している。問い合わせは、Eメール([email protected])まで。