米国のオンライン調査会社ハリスインタラクティブが、米国人成人を対象に実施した調査で、大半の人が最も好きな本に「聖書」を挙げたことが分かった。ロイター通信が8日伝えた。
調査は米国人の成人2513人を対象に行われた。同社は調査結果について、「聖書がすべての属性グループで首位にあがった一方、2番目に好きな本に関しては大きくばらついた」(ロイター)と発表した。
2位に挙がったのは、男性ではJ・R・R・トールキンの「指輪物語」、女性ではマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」であった。
聖書は1815〜1998年の184年間に推定で約3880億冊が印刷・書写されている。また現在までに世界の2426言語で翻訳されており、まさに「世界のベストセラー」となっている。