フィリピン、ネパール、スリランカの貧しい子どもたちを支援するため、第2回ピース・チャリティー・コンサートが4月12日、東京オペラシティ・近江楽堂(東京都新宿区西新宿3-20-2)で開かれる。出演は、林原澄音さん(ヴァイオリン)と本田由美子さん(ピアノ)。チケットの売り上げは、特定非営利活動法人(NPO法人)「チャイルド・ファンド・ジャパン」(東京都杉並区、深町正信理事長)の活動に充てられる。
第1回目は06年11月、日本フィリピン友好年を記念してフィリピンの子どもたちのために開催。現地の子どもが「平和」をテーマに書いた詩も紹介された。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、戦後に日本の戦災孤児を支援した米民間企業「キリスト教児童基金(CCF:Christian Children’s Fund)」の日本事務所であった社会福祉法人「基督教児童福祉会(CCWA :Christian Child Welfare Association)」によって、75年に設立(当時の名称は、CCWA国際精神里親運動部)。キリスト教精神を基盤に、アジア諸国の中でも特に貧困で苦しむフィリピンを中心に海外協力活動を続けている。
コンサートでは、「愛の挨拶」(エルガー)、「愛の悲しみ」「愛の喜び」(クライスラー)、「チゴイネルワイゼン」(サラサーテ)、「G線上のアリア」(バッハ)、「ヴァイオリンとピアノのための2章」(林原幾久)などが披露される。
チケットは全席自由で4000円。開場午後6時半、開演同7時。
チケットの申し込みと問い合わせは、同コンサート実行委員会(電話:03・3399・8123、メール:[email protected])。電話での受付時間は、平日午前9時半〜午後5時半。定員は100人。詳しくは、チャイルド・ファンド・ジャパンのホームページ(http://www.childfund.or.jp/)で。