兵庫県加西市の中国自動車道上り線で9日午前7時50分ごろ、車15台が絡む事故があった。この事故で男女6人が重軽傷を負った。いずれも命に別条はないという。朝日新聞などが伝えた。
同紙などによると、事故があったのは加西市小印南町の中国自動車道上り線で、現場は片側2車線の緩やかなカーブ。追い越し車線を走行していた乗用車が、走行車線にはみ出し大型トラックに衝突。後続車が次々と追突した。
この事故で、50代の女性が胸を打つ重傷を負い、20〜60代の男性5人が軽傷を負って病院へ搬送された。
NHKによると、大型トラックに衝突した乗用車の男性運転手は、「追い越し車線を走っていたら、左の車線を走っていたトラックにぶつかってしまった」などと話しているという。
日本道路交通情報センターによると、午後0時55分現在、この事故の影響により、中国自動車道上り線は、加西インターチェンジ(IC)〜滝野社ICで通行止めになっている。