阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に新しく、「ボックスシート」と「ブリーズペアシート」の2種類のシートが新設される。ボックスシートは、5〜6人のファミリーやグループ向けのシートで、床は段差のない全面クッション仕様。寝転びながらも観戦できるという。一方、ブリーズペアシートは、座席のクッション性を高めたカウンター付きの2人掛けシート。ともに4月8日のプロ野球公式戦から利用可能。
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阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:藤原崇起)が運営する阪神甲子園球場では、リニューアルした2009年以降、ご来場の皆さまに楽しんでいただけるよう数種類のシートを新設し、様々な野球観戦スタイルを提供してきましたが、この度、さらに新たな野球観戦スタイルを提供できるよう、内野席部分に「ボックスシート」と「ブリーズペアシート」と名付けた2種類のシートを新設することとしました。
これらのシートは4月8日(金)のプロ野球公式戦からご利用いただけます。なお、各シートの発売方法などの詳細は、後日、阪神タイガース及び阪神甲子園球場公式サイト等でご案内します。
【新シートの概要】
1.ボックスシート
アイビーシート・ブリーズシートの上段部分に、5~6名さまのファミリーやグループでご利用いただけるボックス(計4ボックス)を新設します。
囲われたプライベートな空間を確保したうえで、ボックス内の床は段差のない全面クッション仕様とし、寝転ぶこともできるなど、自由なスタイルで観戦いただけます。お子さま連れのお客さまも周囲を気にせず、ゆったりと観戦をお楽しみいただけます。
※本シートは銀傘柱の影で、内野部分が見えづらい箇所が一部含まれますが、シート内を自由に移動できますので、位置・体勢を含め、お客さまのお好きな観戦スタイルでお楽しみいただけます。
<ボックスシート>
設置場所・設置数:アイビーシート 2ボックス
ブリーズシート 2ボックス
定員:アイビーシート・・・1ボックスにつき5名
ブリーズシート・・・5名と6名
(計21名)
販売対象:一般販売
2.ブリーズペアシート
ブリーズシートの最上段部分に、座席のクッション性を高めたカウンター付きの2名掛けシートを新設します。カウンターを利用して飲食を楽しみながら、ゆったりと快適に観戦をお楽しみいただけます。また、隣席との間隔をとり、2名だけの空間を確保したうえで、スムーズに出入りできる配置としました。
※シートには2名の間に、出し入れ可能な肘掛けを設置していますので、それぞれの空間を確保することも可能です。
<ブリーズペアシート>
設置場所:ブリーズシート最上段部分
設 置 数:6シート(3シート×2段)
定 員:1シートにつき2名
(計12名)
販売対象:一般販売
【阪神甲子園球場 座席数の変更について】
この度の新シート設置に伴い、阪神甲子園球場の座席数は、2016年3月5日(土)以降、次のとおり変更となりますので、併せてお知らせします。
現在 47,541席 → 2016年3月5日以降 47,508席(33席減)