SMAPが事実上解散の危機にあることについて、スポーツニッポン紙はその原因として、SMAPの育ての親である女性マネージャー(58)の辞任と退社があると伝えている。
この女性マネージャーは、ジャニーズ事務所の子会社「ジェイ・ドリーム」の取締役で、SMAPの育ての親と呼ばれているということから、SMAPのマネージメントを担当している飯島三智氏とみられる。
同紙によると、飯島氏が12日、SMAPの映像作品を制作・管理するジェイ・ドリームの取締役を辞任。これに、中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)の4人が同調し、同日までにジャニーズ側に退社の意向を伝えたという。
一方、木村拓哉(43)はジャニーズ残留を決めたという。同紙は「女性マネジャーには恩義を感じているものの、ジャニーズ事務所に育てられたという意識は強く、同事務所に残るのが筋と判断したようだ」と伝えている。
飯島氏については、週刊文春が昨年初め、ジャニーズ副社長のメリー喜多川氏(89)にロングインタビューを行っており、その中で喜多川氏が飯島氏を呼び、飯島氏も同席。喜多川氏の娘で同じくジャニーズ副社長の藤島ジュリー景子(49)と、飯島氏の間に派閥争いがあるのではと話題になっていたことについて語り、「もしジュリーと飯島が問題になっているなら、私はジュリーを残します。自分の子だから。飯島は辞めさせます」などと語っていた。
同紙はまた別の記事で、今回のSMAP解散危機は、週刊文春のこの報道が引き金になったと伝えている。昨年8月ごろには、この報道をめぐり大きな溝ができ、飯島氏は周囲に「もう事務所には残れない」などと話していたという。