テックウインド(東京都文京区)は、パソコンとキーボードが一体化した「キーボードPC WP004」を来年1月中旬に発売する。Windows 10 を搭載し、テレビやディスプレイにつなぐだけで、パソコンとして利用できる。さらに、タッチパッドも搭載されているため、マウスも不要だという。
テックウインドは、「入力作業が発生する業務ではどんな端末であってもキーボードを必要としますが、そのキーボードにパソコンを内蔵することで、省スペースかつ、より快適でスムーズな作業環境を実現します」と説明している。
OSは「Windows 10 Home 32bit」で、CPUはインテルの「Atom Z3735F」。ハードディスクは32GBで、メモリは2GB。無線LAN(IEEE 802.11 b/g/n)、Bluetooth(4.0 LE)はもちろん、HDMI出力、VGA出力、有線LANポート(RJ45)をそれぞれ1ずつ持ち、USB2・0ポート(Type A)は2つある。microSD、microSDHC、microSDXC(最大64GB)を読み込めるカードリーダーと、マイクロホン / ヘッドフォン・3・5ミリコンボジャックを内蔵する。
色はホワイトとブラックの2種類。本体サイズは幅287ミリ、高さ125ミリ、厚み26・5ミリ。製品の表面積が広い分、他の小型デバイスと比較して放熱性に優れており、冷却ファンを搭載していない。そのためほぼ無音状態で稼働するという。
オープン価格。「ITmedia」によると、予想実売価格は2万円台。