NHKによると、鹿児島県内では10日夜、局地的な大雨が降り、姶良(あいら)市といちき串木野市で土砂崩れが発生した。
姶良市では10日午後10時ごろ、JR日豊線・竜ケ水〜重富駅間の路線脇の斜面が崩れ、幅約10メートル、高さ約1メートルにわたって路線内に土砂が流れ込んだ。土砂の撤去作業は既に終わっており、11日朝の始発から運転が再開されているという。一方、JR九州によると、日豊線・都城〜鹿児島中央駅間では11日午前6時半現在、雨規制により遅延が発生している。
また、この土砂崩れによる土砂は、日豊線に並行する国道10号線にも流れ込んだという。一時現場が通行止めされ、土砂の撤去作業が行われた。
いちき串木野市でも10日午後10時ごろ、国道3号線の道路脇の斜面が崩れ、約2時間にわたって通行止めされた。
気象庁は、11日は西日本から東日本にかけて大雨が予想されるとし、警戒を呼び掛けている。