キリスト教精神に基づいた国際NGO、ワールド・ビジョン・ジャパン(榊原寛理事長、以下ワールド・ビジョン)が毎月開催する「ワールド・ビジョン・カフェ」が18日に同事務所で行われ、同親善大使である女優の酒井美紀が参加した。当日は、酒井さんと同事務局長の片山信彦氏との対談形式で進められ、約360人が訪れた。ワールド・ビジョンが20日伝えた。
当日、酒井さんはテレビ番組の取材でフィリピンを訪れたとき、ゴミ山で働く少女と出会ったことがきっかけで貧困問題に関心を抱くようになり、ワールド・ビジョンが提供するチャイルド・スポンサーシップを始めるようになった経緯を話し、「どうせ同じお金を使うなら、自分のためにも人のためにもなる、より価値のある使い方をしたいと思ったんです」とそのときの思いを語った。
参加者のが酒井さんに質問する「Q&Aタイム」という時間も設けられ、酒井さんは一人のチャイルド・スポンサーとしての感想、途上国の問題解決のために必要と思うことなどを語った。
「ワールド・ビジョン・カフェ」は、支援する子どもたちの現状を伝えると共に、ワールド・ビジョンとスポンサー、スポンサー同士のコミュニケーションを深めることを目的に毎月、同事務所で行われている。今年10月には、「ワールド・ビジョン・カフェ in 神戸」として神戸での初めてのカフェが行われ、約130人が参加した。次回のカフェは、来年1月24日午前11時から12時半まで。申し込みは、登録フォーム(登録フォーム)から。