「死にたい!」と思って苦しんでいる人がいたら、心配しなくても大丈夫です。いつか必ず死ぬ日はやってきます。急いで死のうとするよりも、その前に「何ができるのか!?」を考えてみませんか?
いつか死ぬ日が来ることは変えられなくても、その日までにやれることはいくらでも変えられます。今まで、「いつかやりたい!」「そのうちやろう!」と思っていたことにチャレンジしてみましょう。
もしかしたら、「私の人生はこんなものだ!」と、決め付けていなかったでしょうか。あなたの人生の可能性を知っているのは神だけです。そして神は、あなたに無限の可能性を与えられました。その無限の可能性が与えられているのに、「私の人生はこんなものだ!」と決め付けてしまったとしたら、「井戸の中の蛙」のようなものです。木を見て森を見ていないし、一部分を見て全体を見ていません。
あなたの瞳のレンズを、神の瞳のレンズに変えてみてください。あなたにできないことは何もないことに気づいて驚くことでしょう。
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです」 (ヨハネ14:12)
あなたの一つの瞳のレンズは、そのまま神の瞳のレンズのままで、もう一つの瞳のレンズだけあなたの元の瞳のレンズに戻してみてください。生まれてから今までをけなげに生きてきたあなたと、あなたの前に無限に広がっている可能性が同時に見えるでしょう。もう「死にたい!」と悩むのはやめて、死ぬ日が来るまで、無限の可能性に向かって前進いたしましょう。
「兄弟たちよ。私は、すでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。ですから、成人である者はみな、このような考え方をしましょう。もし、あなたがたがどこかでこれと違った考え方をしているなら、神はそのこともあなたがたに明らかにしてくださいます。それはそれとして、私たちはすでに達しているところを基準として、進むべきです」(ピリピ3:13~16)
あなたの未来に祝福がありますように。
◇
菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
■ 外部リンク:
新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します)