全国に朝祷会運動を広げるさきがけとなった大阪朝祷会が今年創設50周年を迎えるのを記念して29日、大阪クリスチャンセンターで「大阪朝祷会50周年記念午餐会」が開催される。
朝祷会は現在、カトリック、プロテスタント両教会の教職や信徒らが、教派を超えて交わる祈りのネットワークとして、全国的に活動を展開している。昨年は、50年にわたる活動が高く評価され、日本エキュメニカル協会から「第11回エキュメニカル功労者賞」を受賞。これまでにビリーグラハム国際大会やキリスト降誕2000年を記念して各地で開催された宣教大会や信徒大会など、超教派で行われる数々の宣教の働きを祈りと実務で支えてきた。
午餐会では、朝祷会運動の50周年の歩みとこれからを語るシンポジウムを開き、寺西永次氏(玉造アドベント・キリスト教会牧師)、上田一郎氏(朝祷会全国連合元書記、新大阪パイロット朝祷会世話人)、吉田茂樹氏(ベタニヤチャーチ牧師、東大阪朝祷会)、平井一嘉氏(カトリック兵庫教会、カトリック大阪教区生涯養成委員)の4人の講演を予定している。
朝祷会全国連合会長の米田昭三郎氏は、「全国に朝祷会を広げるさきがけとなった大阪朝祷会も半世紀が経過し、発展にむけて新たな段階を迎えております。このような折に、皆さまと昼食を共にし、これまでの歩みを振り返る中で、大阪朝祷会のこれからについて語り合い、祈りの集いを持てますことは、大きな喜びであります」と語っている。