人形を使った福音宣教の働きを日本に広め、国内の日曜学校を活性化させようと、クリスチャンパフォーマー集団「ワンウェイストリート・JJ(Japan in Jesus)」(池田武志代表=NPO法人日本腹話術師協会会長)が11月2日、東京・渋谷区のオリンピック記念青少年総合センターで「第2回国際パペッタリー&腹話術ミニストリーセミナー」を開催する。
ワンウェイストリート・JJは、昨年9月4日に発足。同日、第1回目となるセミナーを都内で開催した。セミナーに対する日曜学校関係者からの反響が大きく、今年1月から6月まで「パペッタリー&腹話術ミニストリー・JJセミナー」を実施。超教派の15教会から24人の牧師や教師らが受講した。8月からはすでに第2期目が始まっている。
11月のセミナーでは、昨年も来日した米国ワンウェイストリート社創立者のデール、リズ・ボンセッゲン夫妻と、腹話術師で著述家のジュディ・ブッシ女史が講演を予定している。
子ども用テレビ教育番組「セサミストリート」などで登場する、布製で口を開閉できる人形(ソフトパペット)を用い、音楽やドラマ、会話を通してキリストの福音を子どもたちに伝えるパペットミニストリーは、欧米の教会では古い歴史を持ち、今なお多くの子どもたちに親しまれている。
国内のある開拓教会では、実験的に腹話術とパペッタリーを教会に取り入れたところ、地域の人々とサークルを通しての交流が生まれ、ともに学びながら教会行事にもノンクリスチャンのメンバーが参加、協力するようになった。さらに他教会との交流も深まっているという。
ワンウェイストリート・JJは、今後も「プロ・アマを問わず、主の恵みを幅広く伝えていこうとする方々に、その技術や手法をコーチングし、リーダーを育てるためのセミナーやワークショップ等の場を設けていきたい」としている。
参加費は3000円(予約前払い、含昼食、資料:当日払い4000円)。詳しい問い合わせや参加の申し込みは、ワンウェイストリート・JJ(ファックス:042・309・3770、メール:[email protected])まで。