【ジュネーブ=CJC】バングラデシュの人権擁護活動家がジュネーブのWCC(世界教会協議会)で3月26日会合を開き、同国の少数宗教・民族に対する厳しい抑圧に、国際社会が関心を高めるよう呼び掛けた。
抑圧の背景には、宗教的過激主義、原理主義、安全意識の欠如などがあるという。
総人口1億5300万人とされるバングラデシュはイスラム教が支配的な国だが、少数宗教・民族が約2000万人存在する。
会議は「バングラデシュの人権と人間の安全保障」という主題のもとWCCの国際問題に関する教会委員会とバングラデシュ少数派協議会が開催した。