岩手県と宮城県をまたぐ気仙地方の方言を1つの言語として見なした「ケセン語」で訳した新約聖書などを、オンデマンド出版で、1冊から再販するサービスが始まった。
岩手県大船渡市の医師で、ケセン語研究の第一人者である山浦玄嗣氏が著したケセン語訳新約聖書(福音書4巻)を出版したイー・ピックス出版(同市)は先月から、注文を受けた後に印刷を行うオンデマンドサービスを開始した。
これにより、すでに絶版となってしまった山浦氏の語訳新約聖書(福音書4巻)も、ネット注文で1冊から再販することが可能になった。
この他、イー・ピックス出版が運営するインターネット書籍販売サイト「いわてイーハトーヴ書店」で購入したした書籍については、書籍データをダウンロードすることも可能だ(一部書籍を除く)。オンデマンド出版、書籍データのダウンロードの詳細は、いわてイーハトーヴ書店のサイトを参照。