JTJ宣教神学校(東京都台東区)が、2014年度の入学者の募集を行っている。
通信制と通学制を併用し、信徒などにも広く教育の場を提供してきた同神学校は、1990年に開校して以来、神学部だけでも1000人以上の卒業生を送り出してきた。今年3月には、創設以来、同神学校を指導してきた岸義紘学長、中野雄一郎国際学長、兼松一二神学部長の3人がそろって引退し、新たに横山英実氏が学長に就任した。学長2年目となる来年度に向け、横山学長は「次の時代の宣教を担う様々な年代の方々を育てていくことに当校は貢献してまいります。そして、次はあなたの出番です」と、伝道の働きへの大きな一歩となり得る同神学校への入学を呼びかけている。
横山学長は、2014年度の入学案内の挨拶で、同神学校の創立の精神は「新しい葡萄酒は新しい革袋に」あると言い、「(JTJ宣教神学校は)牧師を目指す方も、信徒として教会を支えていこうとする方も、ご一緒に学ぶ学校です」と強調する。
多彩な講師陣も揃え、同神学校での超教派の学びは「互いに違いを認めつつも、自分のあり方を確立し、真理の追及の面白さや、神学することの楽しさに導くことでしょう」と言う。さらに、実際の牧会、伝道、宣教で役立つ「現場力」をつけることを目指しているとして、聖書各書の授業を基本としつつも基本を抑えた上で、現代の宣教についての実践的な内容の授業、演習が組まれていると、同神学校の特徴を紹介する。
来年度もこれまで同様、神学部では2年コース(牧師志願科、信徒牧師科)と1年コース(信徒伝道者科、信徒聖書教師科、教会学校教師科)の募集を行っており、バイブルスタディコース(旧約コース、新約コース、旧新約コース)、生涯学習部のカウンセリングコースも募集している。詳しくは、同神学校のウェブサイトを参照。