日本基督教団牛込払方町教会(山本信義牧師)が地域の子どもたちを教会に招こうと「こどもまつり2007」を24日、同教会で開催した。この日は、ゴスペル・タラント企画(代表:カイク加藤)を招いて腹話術とマジックを中心としたイベントを開催。子ども約30人、保護者約20人が参加した。
払方町教会がこどもまつりを始めたのは20年以上前。これまで各種ゲーム、腹話術などを行い、地域の子供たちを教会に招待してきた。今では、クリスマスと並び、地域の子どもたちにはすっかりお馴染みのイベントだ。ゴスペル・タラント企画を招いてのイベントは今年で2回目。こどもまつりの担当者が、幼いころ通っていた教会学校の先生からゴスペル・タラント企画の話を聞いて招いた。動きのある腹話術、マジックは子どもたちに好評だという。
この日は初めに、加藤代表の妻、幸子さんが人形のキラちゃんで腹話術を演じた。「子どもになりたいけどなれないや。どうすれば子どもになることが出来るの?」と幸子さん。キラちゃんが「イエスさまを信じると神さまの子どもになれるのよ。」と応える。腹話術を通して、日曜学校についてや、生きるために必要な空気や太陽などを神が与えてくださっていること、「私の目には、あなたは高価で尊い」と神さまが人々を愛してくださっていることなどを伝えた。
加藤代表(本名:加藤信哉)は、「私はマジックをするんですけども、どのマジックも神さまを褒め称えています」と説明。教会学校の教師や子どもも参加するマジックを通して、十字架の意味や信仰とは何かについて伝えた。
ゴスペル・タラント企画による腹話術、マジックの後には、アイスクリーム作り、おかしつりゲームが行われた。教会の一室でマジックで使われたハトに触れることができるサービスもあり、白いハトの前には目を輝かせた子供たちの長い列ができた。
払方町教会は毎年この時期にこどもまつりを開催している。毎年、日本基督教団・青山教会(増田将平牧師)と合同で行うサマーキャンプの案内も兼ねてこの時期に行っている。今年のサパーキャンプは、奥多摩福音の家で7月29〜31日に予定している。今年は「天の国」をテーマに、マタイ13章の「種まきのたとえ」を中心に学び、川原でのバーベーキューやキャンプファイヤーなどを行う。