この聖会は1875年、イングランド北部の湖水地方にあるケズィックという小さな村で始まり、霊的聖さを願う世界中のキリスト者の間に広まった。ケズィックでは現在も毎年聖会が開かれており、3週間の会期中に1万人以上のキリスト者が教派を超えて集まっている。
日本では、1962年に「日本キリスト者修養会」が箱根湯本三昧荘で開催されたことが基盤となり、後に英国ケズィック本部の了承を得て、「日本ケズィック・コンベンション」が誕生した。現在では毎年2月から3月初旬にかけて、北海道から沖縄まで全国10カ所で集会が開かれている。
聖会の一貫したテーマは、「みなキリスト・イエスにあって一つ」(ガラテヤ3・28)。聖会の中心となる講解説教では、特定の教理によらない聖書全巻的な調和を重視している。毎年、約90を超える教団教派から教職信徒が参加し、全国合わせての参加登録者総数は多いときで約3千人に上る。
箱根大会では、宿泊込みの参加プランも用意している。問い合わせは、日本ケズィック・コンベンション東京委員会事務局(03・3291・1910)。
大会の日程は次の通り。
▽2月3日(金)~5日(日) 第20回沖縄ケズィック・コンベンション(会場:那覇ナザレン教会、講師:チャールズ・プライス博士/峯野龍弘師、事務局:那覇ナザレン教会内、電話:098・832・2415)▽2月7日(火)~9日(木) 第22回九州ケズィック・コンベンション(会場:セントレジャー城島高原ホテル、講師:チャールズ・プライス博士/村上宣道師、事務局:基督兄弟団福島教会内、電話:092・844・2224)▽2月12日(日)~14日(火) 第6回東北ケズィック・コンベンション(会場:茂庭荘、講師:ロジャー・ウィルモア博士/錦織寛師、事務局:山形南部教会内、電話:023・622・5090)▽2月15日(水)~17日(金) 第47回大阪ケズィック・コンベンション(会場:大阪リバーサイド・ホテル、講師:テッド・レンドル博士/ロジャー・ウィルモア博士/横田武幸師、事務局:大阪ケズィック・コンベンション、電話:06・6762・7701)▽2月19日(日) 京都大会(会場:日本基督教団京都復興教会、講師:横田武幸師)▽2月19日(日) 神戸大会(会場:日本基督教団山手教会、講師:ロジャー・ウィルモア博士)▽2月19日(日) 奈良大会(会場:奈良福音教会、講師:テッド・レンドル博士)▽2月21日(火)~23日(木) 第51回日本ケズィック・コンベンション(会場:箱根ホテル小涌園、主講師:テッド・レンドル博士/ロジャー・ウィルモア博士/工藤弘雄師、電話:03・3291・1910)▽2月25日(土)~26日(日) 第51回日本ケズィック・コンベンション東京大会(会場:淀橋教会、講師:ロジャー・ウィルモア博士/テッド・レンドル博士)▽2月28日(火)~3月1日(木) 第46回北海道ケズィック・コンベンション(会場:札幌プリンスホテル、講師:テッド・レンドル博士/齋藤清次師、事務局:札幌新生教会内、電話:011・261・6898)